コラム」カテゴリーアーカイブ

〔紫風〕第105号

ようやく、京都での生活にも慣れてきたころだ。一方で帰省すると、これまた田舎暮らしもいいものだと思う。「京に飽きて/この木枯や/冬住ひ」芭蕉の、最後の東下の旅で詠まれた句だ。都会暮らしに飽き、木枯らしを聞きながらの田舎暮ら… 続きを読む »

〔紫風〕第104号

寒さで身を震わすのはいいが、恐怖では震えたくない。星新一の『処刑』の中で、主人公は水のない星に送られ、スイッチを押すと水が出る「銀の玉」を渡される。この玉は何回かスイッチを押すと爆発してしまう爆弾でもあった。だが主人公は… 続きを読む »

〔紫風〕 第102号

『社会契約論』によって市民社会の成り立ちを説明したルソー。彼は選挙期間のみ、人は本当に自由であると間接民主制に悲観的な視点を向けている。議員が決まるや否や、人民は奴隷になるとまで言い切るのだから驚きだ。選挙が本当に民意を… 続きを読む »

〔紫風〕 第100号

 俳人・正岡子規は東大を中退する際、友人にこんな手紙を送った。「小生遂に大失敗を招き候。可賀可弔(賀すべし弔すべし)」。試験勉強のために机へ向かえば、次々と俳句が思い浮かんでちっとも身が入らない。学問を捨てて新たな一歩を… 続きを読む »

〔魅力がギュッ!京田辺〕 番外編 ~壁一面の落書き 学生会館 負の遺産~

 今回は南門入ってすぐにある、学生会館を紹介する。学生会館はアパートのようにサークルの部屋が配置され、音楽系のサークルのために練習ホールも完備されている施設だ。  そんなサークル活動の拠点である学生会館を外から見ると、外… 続きを読む »

『香港自治』 ~「香港の終焉」危機再び 脅かされる自治と民主主義~

 香港は1997年までは、イギリス領だった。当時、メディアは中国共産党に統治権が戻ることを「香港の終焉」と称した。資本主義的政策でアジア一の国際金融センターとなった香港は、社会主義的政策を推進する共産党による束縛を受け、… 続きを読む »

〔紫風〕第98,99号

   昨年12月、日本漢字能力検定協会が2016年の「今年の漢字」を発表した。同協会は一年間の世相を表す漢字を11月1日から12月5日までの期間で全国から募集。集まった15万票以上の中から「金」が最も多い票数を獲得し、京… 続きを読む »

〔紫風〕第97号

53年前のワシントンD.C.で、20万人近い群衆を前に、ある黒人男性がこう問いかける。「私には夢がある」。あまりにも有名なキング牧師の演説だ。「いつか私の4人の子どもが、肌の色ではなく人格で評価される国に住んでほしい——… 続きを読む »

〔魅力がギュッ!京田辺〕第2回 ローム記念館の真の姿 「プロジェクト科目の基点」

 今回は正門入ってすぐ目の前にある「ローム記念館」を紹介する。ローム記念館は普段、サークルの交流や友達同士の待ち合わせ、さらには寝転んで眠っている人もいて、非常にまったりとした空気が流れる空間である。しかし、本来のローム… 続きを読む »