学費 プラス6万円 大学評議会提案 19年度入学生から

投稿者: | 2018年5月29日

4月19日、大学評議会において、「2019年度及び2020年度入学生学費等(案)について」が提案され、学費の増額見込みが発表された。

本学は、年次の学費を漸増する方式で2年ごとに学費を決定しており、本年度は19年度及び20年度入学生の学費を決定する年にあたる。

評議会は、19年度から神、文、社会、法、経済、商、政策及びグローバル地域文化各学部の学費について、第1年次に1万6千円、第2年次に2万4千円、第3年次と第4年次にそれぞれ5千円ずつ、18年度入学生の学費より増額することを提案した。これにより4年間の学費増加総額は、6万4千円となった。

また、20年度から第1年次に1万5千円、第2年次に2万5千円、第3年次と第4年次には5千円ずつの増額を提案。4年間の学費増加総額は6万3千円となった。

今回、評議会が学費の増額改定を提案するにいたった背景には、本学の苦しい財政状況がある。17年度補正予算において、教育研究業にかかる費用が増加。ラーネッド記念図書館改修工事や、松蔭寮耐震改修工事などの建設事業により、収支は14億1千2百万円の支出超過となった。337億7千8百万円という累計支出超過額は翌年度以降に繰り越すことになる。

本学では現在、今出川校地の新図書館や新たな学生寮の建設計画などで、今後も多額の支出が見込まれている。本学の教育研究環境の維持し、充実させるためには安定した財源の確保と財政運営に努める必要がある。

そのため改定案の作成にあたっては、学費の増額のみに依存することのないよう、「2025ALL DOSHISHA募金」の募集を開始し、補助金や寄付金の積極的獲得及び支出抑制策を推進することとして、学費の負担に十分配慮する方針とした。

【中島大地】