日本文化、台湾に浸透 国ぐるみでも交流を

投稿者: | 2018年5月28日

台湾は日本と良好な関係にある。サブカルチャーを通じた交流は盛んであるし、観光地としても人気がある。震災が起きた際には、お互いに多額の寄付金を送付し、義援金を募るなど、精神的な部分もつながりが深い。そんな親日国の中心地、台北に2泊3日滞在した

 

現地に滞在中、日本人になじみのあるものを数多く見かけた。セブンイレブン、吉野家、ポケモン、ドラゴンボール。町の広告にも佐々木希や阿部寛など日本でおなじみの俳優が載っていた。挙げればキリがない。それくらい日本のものがたくさんあった。日台の友好関係は、台湾の方たちが日本に親しみを持ってくれているからこそ成り立っていると感じた。

現在、日本と台湾の間に国交はなく、非政府間の交流によって外交ルートが維持されている。日本政府は中国との関係から、主体的な政府間のやりとりを避けているためだ。中華人民共和国を、中国の唯一の合法的政府として認めている日本政府にとって、立場を変えるのは簡単ではない。

だが、これほど日本文化が受容されている地域と政治的な関係が薄いのは、残念だと感じた。両政府の立場を明確にした上で関係性を構築することは、両国民の友好や関係性をさらに高めることにつながる。日台関係をさらに発展させていくために、今後は政府間でも交流を深めてほしい。

今、台湾を訪れる日本人の数は増え続けている。それだけ魅力のある場所という証だろう。

文化面、経済面だけでなく政治面でも、より一層関係を強化してほしい。そう感じた2泊3日であった。  【萩原弘己】