「こだわりない」独創性 第3劇場 6月 新入生と初公演

投稿者: | 2018年5月28日

本学の演劇サークル第三劇場は来月、6月公演を開催する。新入生にとっては、先輩らと一緒に作り上げる初めての舞台となる。ジャンルにとらわれない第三劇場の舞台を仕上げることができるか、期待されている。

5月、第三劇場は新町キャンパス別館小ホールにて、新歓公演『胎に還る』を上演した。劇団員は6週間かけて、新入生を迎えるための舞台を整えた。17時から21時までの練習を毎日のように行った。

「それでも6週間という時間は準備期間として十分とは言えない」と座長の今村駿介さんは語る。活動できる劇団員がたった10人ほどの状況の中で、新入生に第三劇場の「ありのままの姿」を精一杯見せなければならなかったためだ。

第三劇場にとって「ありのまま」とは何か。今村さんは「こだわりがないこと」と語った。「他の劇団を見るとどの演目についてもその劇団のカラーが見える。しかし、第三劇場ではジャンルにとらわれない舞台を作る。カラーがないことがむしろカラーだ」

誰でも脚本を書けるという独特な劇団文化が、その象徴だ。先輩から受け継いだことを作品に落とし込みながらも、決して一つの考え方や趣向に縛られない独創性こそ、第三劇場の「売り」である。第三劇場の6月公演は、6月22日から24日まで、3日間にわたって行われる。   【樋口知行】