廃屋にお客まねく猫 尾道、イーハトーブのまちづくり

投稿者: | 2018年1月27日

古くから瀬戸内の主要商港として栄えた尾道水道がある広島県尾道市の「猫の細道」を訪ねた。

千光寺から坂を下ったところにある艮神社の東側からさらに坂を下り天寧寺三重塔について続く200メートルの細い路地を言う。所々に猫が住み着き、晴れた日は100匹もの猫にあうことができるという。

路地には、まねきねこミュージアムや満月の夜のみ開館する美術館『梟の館』、猫専門の雑貨屋、猫カフェなどが軒を連ねる。

この細道は作家の園山春二が1997年に始めた『尾道イーハトーブ』という企画から生まれた。アート・町・人・緑を繋ぎ、独自の感性で創造された空間を作り出すプロジェクトだ。

尾道はかつて商港として栄え、多く商人が伝統的な日本家屋を建てた。しかし廃屋化が進み、地域の問題に発展していた。 そんな中、園山さんが中心となり廃屋を改装、美術館『梟の館』を開いた。続けてこの廃屋を繋ぐ路地を猫の細道として観光地に作り変えた。

一歩猫の細道に入るとそこはまるで宮沢賢治のイーハトーブへと迷い込んだよう。ぜひ尾道の芸術と猫へ出会いに足を運んみては。【市橋日向】