区間運賃で大冒険! 240円、大阪~横浜間に匹敵

投稿者: | 2018年1月27日

わずか数駅間の運賃で一日電車に乗っていられる。もちろんルール違反ではない。

本来、JRの乗車券は経路を指定して発売される。ところが、東京、大阪、福岡、新潟、仙台の周辺では大都市近郊区間が定めらている。この区間内では、都市の周辺で多数の路線が存在し、移動経路が複数考えられるため、その選択は乗客に任されているのだ。

その結果、上記の都市の区間内では極端なまわり道、いわゆる「大回り乗車」をする事ができるようになった。ただし、あくまでも普通の乗車券だから、同じ区間を2回通ったり、途中下車はできない。

大阪都市圏ならば、福島~(大阪環状線、関西本線)~柘植~(草津線)~草津~(東海道本線、北陸本線)~近江塩津~(湖西線、東海道、山陽本線)~加古川~(加古川線)~谷川~(福知山線)~塚口といった経路がある。

私も一度行ったこの経路では最初に福島駅を6時56分に出ると、天王寺、加茂、柘植、草津、近江塩津、加古川、西脇市、谷川、篠山口、川西池田の各駅で合計10回、電車を乗り換えて、終点の塚口には18時17分に着くことになる(平日ダイヤ、ダイヤは毎年3月頃に変わるので出発前に要確認)。

この間の乗車距離は528・7キロメートルで、これは大阪~横浜間に匹敵する距離だが、運賃は240円だ。

前回の記事で書いた青春18きっぷと同じく、普段は乗る事のないであろうローカル線に乗れるが、今回は5枚綴りの18きっぷとは違って、一人で一日だけというのも可能だ。何もする事がない日にぶらっと行ってみると良い暇つぶしになるだろう。【近藤隆隆】