センター 新テストへ 20年から 思考・判断・表現を評価

投稿者: | 2017年11月22日

多くの大学生が経験したであろう大学入試センター試験がいよいよ廃止される。

文部科学省によると最後のセンター試験が行われるのは2019年の予定。20年からの試験は「達成度テスト(仮称)」へ移行する。17年時点で中学3年生から高校1年生が最初の受験生となる。

新しい試験は、基礎レベルと発展レベルの2つに区別される。基礎レベルは高校生であれば身につけているべき学力を測るテスト、発展レベルは大学側が求める学力水準で作成されるテストだ。

現在のセンター試験からの大きな変更として、①これまでなかった記述式問題の導入②英語について読む・聞く・話す・書くといった4技能の評価が挙げられる。知識、技能だけでなく大学入学段階で求められる思考力、判断力、表現力を中心に評価する予定だ。与えられた問いに対して、反射的に正解を答えるのではなく、与えられた問いを自分で考え直したうえで答えを導き出すプロセスが重視される。現在行われているセンター試験と比べ難易度は必然的に上がるだろう。

センター試験の変更や難化の流れからもわかるように、現代の若者に求められるのはただ言われたことをこなす人間ではない。大切なのは、自分で思考し、それをもとに自発的に行動できる人材になることだ。【西尾柚那】