卵に殺虫剤混入 欧州発、健康被害おそれ

投稿者: | 2017年9月27日

8月1日、オランダとベルギーは、一部の卵で殺虫剤成分ピプロニルが検出されたと発表した。 そして7日、汚染された卵がドイツを通じ、他の国で流通している可能性が提起された。実際11日、イギリスとフランスでも、殺虫剤成分を含んでいる卵が確認された。
日常生活でよく接する食材なので、波紋は広がった。ヨーロッパの中だけの脅威に留まると思われていた「殺虫剤卵」は14日、韓国でも発見され、東アジアも安全ではないことが明らかになった。
今回問題になったピプロニルは、犬や猫に寄生するノミやダニを駆除する時に使用される殺虫剤成分だ。世界保健機関(WHO)の発表によると、人が摂取すれば、嘔吐、腹痛、頭痛、めまいといった副作用を誘発することがある。
卵に殺虫剤成分が混入した原因についてはまだ明らかになっていないが、「動物医薬品乱用」を原因と見る意見が支配的だ。ダニ撲滅を目的として、鶏と卵に殺虫剤を使用したのが今の状況を作ったという見方だ。
本来鶏は、砂風呂でダニを切り離す。しかし、大量に飼育されている環境の下では、砂風呂でダニを退治できない。そのため、農場主たちは殺虫剤を使い始める。間違った用途で使用された殺虫剤は鶏の体を通じて、卵まで影響を与えていた。
ほとんどの産卵鶏らが育つ環境は狭くて非衛生的だ。世界的に広まった「殺虫剤卵事件」をきっかけとして、動物たちの健康と、私たちの健康を考える必要がある。 【愈 和廷】