一日インターン急増 賢く使って選考対策

投稿者: | 2017年9月27日

インターンシップ(就業体験、インターン)を行う企業が増加している。就活解禁前にそれぞれの企業の仕事を知り、自らのキャリアを考える機会として、本学からも多くの学生が参加する。
経団連は19卒から、1日限りのインターンを容認。7月17日付の日本経済新聞によると、ワンデーインターンを開催する企業が今夏以降、前年同期比で約7割増える。参加が容易になり、今夏より就活を始める動きが目立った。
多くの学生はインターンが選考上有利に働くのかを気にしている。昨年参加した18卒内定者には、「インターン参加者は本選考の面接回数が通常の選考フローよりも少なかった」と話す人も。一方で別の内定者からは、「参加していても落ちる人は落ちていた。選考とインターンは関係なかったと思う」との声もある。有利に働くかどうかは、企業にもよるようだ。ただ、優遇がないととしても、志望動機や取り組みたい仕事を具体化することができる。選考に活かせる部分は多い。
ある内定者は就活を終えて、「インターン選考でESや面接、WEBテストの練習ができた。本番前に失敗を重ねられてなかったら、今の内定はなかったと思う」と振り返る。選考を体験できる貴重な機会だ。選考に漏れることをおそれ、逃してしまうのは惜しい。
厚生労働省の調査によると、2013年の新規大卒者の3年以内の離職率は31・9%だ。仕事内容や社内の雰囲気などを知ることができるインターン。企業と学生のミスマッチを防ぐ手立てとして役立つだろう。就職に正解はない。将来の可能性や選択肢を広げるためにも、ネットの情報や企業名だけに左右されず、自分で確かめたうえで、納得のいく進路を選びたい。
10月以降も多くのインターンが開催される。ただ参加するだけでは得られるものは少ない。教えてもらうのではなく、学びとるという姿勢が必要だ。インターンだけが就活成功のカギではないが、学生ならではの機会を積極的に利用したい。      【本田恵梨】