受け継がれる新島襄の精神

投稿者: | 2017年8月30日

みなさんは、「大学」とは一体どんなところだと思いますか。博士や研究者がたくさんいて、一生懸命難しい勉強をするところ? もちろんそんな一面もあります。けれど、それだけではありません。

たとえば近年、AI(人工知能)が目覚ましく進化しています。10~20年後には、今ある仕事がどんどんAIに奪われていく時代が来ます。ひょっとすると、人は働かなくてもいい社会になるかもしれませんし、逆に仕事がなくてお金に困る世界になるかもしれません。それはまだ誰にもわからないことです。

そのため大学には、自分の力で社会を生き抜く力を持った学生を育てることが求められています。

同志社には「倜儻不羈(てきとうふき)」という言葉が受けつがれています。頭がよく、自分の力で物事に取り組み、常識に染まらない。新島襄というひとは、そんな学生を育てるためにこの大学を作りました。将来何が起きるかわからない社会へ、独立心の強い学生を送り出す。新島の精神は、創立から140年を経た今でも、少しも色あせることはありません。【銘苅拓也】

※この記事は2017年8月26日に行われた寒梅館夏まつりの企画で使用されたものです。