京都の海・天橋立

投稿者: | 2017年8月30日

京都に暮らす学生としては、京都市内は馴染みが深い場所であろう。しかしながら、そこから山を越えて日本海に面した若狭湾沿岸もまた京都である。市内からは数時間かかる場所なので、京都に住みながらも行ったことがない方も多いのではないか。

日本の三大景勝地の一つである天橋立は、京都府北部の宮津市に所在する。阿蘇湾の砂礫が二つの海流の働きによって湾の入り口に堆積してできた砂州があたかも橋のように見えることで有名である。

特に注目すべきは、海中に砂が積もってできた砂州でありながら真水が湧き出す井戸が存在することである。飲料用水ではないため飲んで確かめることができないが、天橋立の壮大な眺めと合わせて自然の不思議を目にすることができるだろう。

天橋立には遊歩道が通っていて散策できる。しかし当然ながらそこを歩いて天橋立の遠景を楽しむことはできない。天橋立周辺にはロープウェーがあるので、それを利用することによって山の上から黒々とした一条の「橋」が海上に伸びている様を眺めることができるであろう。

天橋立に一番近い駅は丹鉄「天橋立駅」である。バスの乗車駅もここである。

京都から公共交通機関を用いていくとすれば、バスを利用するのがよい。予約が必要であるが、目的地まで乗り換えを必要としないからである。丹後海陸交通「丹海高速バス」は京都駅八条口バス乗り場C2から乗ることができる。

数時間で行けるので、ぜひこの名勝を目にしてほしい。【湯川哲至】