ビットコイン 過熱する市場と急落のリスク

投稿者: | 2017年7月12日

今年から、仮想通貨の価格が高騰し、投資者が殺到している。

気軽に始められ、誰でも簡単に購入、利用できる。しかし、仮想通貨に投資する際には、注意が必要だ。

最も代表的な仮想通貨であるビットコインは、2009年サトシ・ナカモトとプログラマーたちが作ったP2P(ピアツーピア・個人間取引)電子金融取引システムであり、新しい貨幣だ。 従来の貨幣体系に対する不信が広がり、もっと理想的な貨幣を作ろうとする動機で開始された。日本では外国人向けの決済手段として普及が進む。

ビットコインは、2140年頃までに計2100万個だけを流通する制限的な貨幣だ。 供給が制限されるため、貨幣でありながら、投資もできる商品として取り扱われている。

だが、投資には大きなリスクが伴う。

ビットコインの仕組みは株式と似ているが、株のように「サーキットブレーカー制度」(価値が急騰する時や、急落する場合、株式市場の崩壊を防ぐため、取引を一時停止する制度)がない。

そのため価格が1日の間に50%上昇する可能性もあれば、50%下落するおそれもある。

何より、原油や金のように使用価値や保存価値がある実物資産ではない。企業が将来にどのくらいを稼ぐかによって、価格が決定される株式とも違う。仮想通貨の適正価値がいくらなのかは分からない。

現在、仮想通貨市場は加熱しすぎている。利用者たちは、仮想通貨の法的地位及び属性などを考慮して合理的に判断する必要がある。

      【愈 和廷】