〔一人旅のススメin New York〕 第2回 挑戦者の街 英語は熱意だ

投稿者: | 2017年7月12日

私はニューヨークという街を「世界の縮図」と表現する。この街にはハリウッドスターを目指すため、あるいはビジネスを成功させるためといった挑戦的な目的を持つ人たちが世界中から集まるからだ。

そんな小さな世界ともいえるニューヨークでは上級者でない限り、英語で自在に意思疎通を図るのは難しい。

まず、ニューヨーカーの英語には独特のなまりがある。彼らはとにかく早口で、一つ一つの単語の発音を省略するのだ。

加えて、英語を母国語としない人がたくさん働いていることも英語での意志疎通を難しくしている。特に、飲食店は留学生や出稼ぎで来ている人がレジを担当していることが多い。彼らはそれぞれが独特のなまった英語を話す。

私がサブウェイを訪れた際、レジには中東系の留学生がいた。彼の英語はアラビア語のようななまりが強く、全く聞き取れなかった。そこで私はジェスチャーとアイコンタクトを使いつつ、簡単な単語だけで注文した。相手もそれで理解してくれて、何とかサンドイッチは購入できた。

この経験を通してニューヨークで英語を使う際に私が一番大事だと考えるのは、伝えようとする熱意である。

少々へたくそな英語でもはっきり意思を示し、思いを全身で表現すれば彼らはこちらの意図を必ず分かってくれる。この街には、挑戦する意志を示す者を助ける風土が根付いているのだ。私はそんなニューヨークが大好きである。

世界の交差点 タイムズスクエア

【吉冨優太】