同志社学生新聞100号記念 「次のステージへ」

投稿者: | 2017年4月1日

100号に向けて編集を行う局員たち

 学生の情報交換、意見交換の場を作る――その目的を掲げた当時の局員たちによって、本紙は創刊された。その創刊号の1面では、インターネットが普及した当時において、なぜあえて新聞紙を発行するのかについて議論したことが記述されている。15年前に提示された議題は、今もなお大きな問題として残ったままだ。

 あらゆる情報をいつでも手に入れることができるインターネットは、新聞紙と比べれば情報媒体として圧倒的に優位だ。まだモバイル機器が発達していなかった創刊当時の記事では、新聞紙の方がネットより携帯性に優れると指摘されている。しかし、スマートフォンやタブレットといった持ち運びやすい電子端末が普及した現在では、むしろ新聞紙の方がかさばるようになってしまった。以前の優位点すらなくなるなか、このまま新聞紙は情報媒体としての役割を持ち続けることができるのだろうか。

 新聞局では現状を鑑みて、この春から同志社学生新聞デジタルの運営を開始した。創刊以来の目的である学生の意見交換の場を構築するためには、ネットの双方向性を活用する必要がある。これから本局は新聞紙の発行とデジタルの運営を両輪として活動を行う。

 きょう100号という節目を迎えた本局。デジタルは今後も活動を続けていくうえで避けては通れない決断だった。ネットを利用したメディアへの挑戦が今、始まる。

【橋本知尭】