自転車の乗車通行禁止に 今出川 交通マナー再考を

投稿者: | 2016年10月9日

本学は今月より、今出川校地内における自転車に乗車しながらの通行を禁止した。キャンパス内で実際に軽度な自転車同士の接触が起こっていることもあり、重大事故発生のリスクを鑑みて、禁止を決定したという。

本学では自転車運転のマナーに関するトラブルが多発しているため、学生支援センターもマナー強化の取り組みを行っている。今出川校地の各キャンパスへ自転車通学する学生を対象にした、自転車運転マナー講習会の受講義務もその一つだ。キャンパス内の自転車通行に関しては、警備員が最徐行を呼びかけるといった注意喚起もされていた。

しかし、注意喚起だけでは状況の改善が見られなかったこと、そして学生や教職員からの提案があったことも今回の禁止につながったという。今出川校地学生支援課の担当者は、「自転車は車両であり、事故を起こせば運転手自身にも罰則が科される。他人にも自分にも配慮してほしい」と語る。歩行者にも、スマートフォンなどを操作しながらの歩行を控えるよう求めていた。

注意喚起では改善に至らず、自転車の乗車通行が禁止されたことは、本学学生の自治・自立の点からも重大な問題だ。そのうえで本学が禁止に踏み切ったということを十分に考慮し、学外・学内を問わず周囲に配慮した交通マナーの順守を心がけたい。【橋本知尭】