IELTSで広がる可能性――留学への第一歩

投稿者: | 2016年9月2日

様々な種類がある英語の試験。問われる能力と使える場面に違いがあり、目的にあった試験を選ぶことが大切だ。IELTS(アイエルツ)アカデミックモジュールは、英語能力証明に用いられる代表的な試験のひとつ。本学で求められる場面も多く、スコアが学内外で活動の幅を広げる。

IELTSの試験は4種類。なかでも学生の受験者が多いアカデミックモジュールは、英語で授業を受ける能力の測定を目的とした試験だ。書き込み式のリスニングに加え、スピーキングは個別面談式だ。これにより実践的な場における能力が測れるとして、信用度が高い。

事実、本学と協定を結ぶ海外大学の留学出願資格を見ると明らかだ。英語での出願が可能な92校(16-17年度)のうちIELTSアカデミックを採用したのは83校にのぼった。派遣留学のほか、AKP/KCJS/スタンフォード大学科目の出願資格としても認められている。

IELTSには団体受験制度もあるが、本学ブックストアでは取り扱っていない。現在申し込みのできる団体受験は、TOEFL ITPとTOEIC IPのみだ。IELTSの成績評価であるバンドスコアが、大まかな能力の枠組みを示すという性格上、頻繁に受けることがスコアアップに繋がらないことが理由として考えられる。受験費用が高いことも、学生にはネックとなるだろう。英語試験の費用補助は、導入や内訳、金額が学科ごとに異なる。海外留学、国内留学どちらの可能性も広げられる試験だけに、大学が主体となった受験環境の整備が今後の課題だ。【四方翔子】